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TOEFLのスコアを1年で効率よく伸ばす!1年でできる最大限の対策とは?

Live Englishオンライン英会話の皆さま、こんにちは!スタッフのRikoです。

海外留学を視野に入れている方に、TOEFLの勉強法について質問を受けることがあります。
お仕事をしながら、準備時間が限られている中でスコアアップをしなければいけない人もいるかもしれません。
では、準備期間が1年しかなかったら、あなたはどうやって勉強しますか?
今回は時間が限られている中で、TOEFLのスコアを1年で効率よく伸ばす方法 についてのお話です。

1. TOEFLとは?

TOEFLの試験は、Reading, Listening, Writing, Speaking の4技能全てを測ることのできるテストです。iBT(PCベースの試験)になると試験中に小休憩がありますが、約3時間通しで受験しなければなりません。非常にスタミナと集中力を要するテストです。また受験料も$245と、他の英語技能測定試験と比べると高いです。

ただ、米国大学の多くの留学生がTOEFLスコアで入学していますし、IELTSと並んでメジャーな試験と言えます。
私はTOEFLのスコアを使って米国大学に入学することができました。英語力に特別自信があったわけではなく、どちらかと言えば大学受験用の英語のテキストを嫌々解いていたタイプでした!
そんな私が決して楽々スコアを取得できるわけもなく、渡米前には必死になってスコアアップのための勉強をしていました。

留学へ向けての準備期間は約1年間だったので、最大限結果を残すためにやったTOEFL対策のTipsを皆さんにご紹介いたします!

2. スコアを1年で伸ばすポイント3点

1. 1冊のテキストをやりこむ!

2. 文法基礎固め!!

3. 語彙力向上!!!

1. 1冊のテキストをやりこむ!

何冊も手をつけずに、とにかく1冊のテキストをやりこむ!私の経験上これは非常に重要なポイントの1つ。

TOEFLの過去問ですが、私は日本語で解説がついているバージョンのものは購入しませんでした。日本語に頼らなくても説明や解説を英語で読み進める最低限の力が当時あったことと、渡米してから大学の授業で日本語に触れることはまずないと考え、ETS(TOEFL運営会社)公式から出ていた1冊に絞って対策していました。

問題集を購入してからは、もう何周解いたかわからないくらい1冊をやり込みました。まず、1回解いたきりではスコアアップは見込めません。なぜなら自分の強みと弱みがどこかを理解しただけだからです。2回目以降を解く間に、把握した自分の弱みをどれだけ潰していけるかが勝負と言えます。
繰り返しテキストを解きすぎると答えを覚えてしまって意味がないのでは?と一瞬思われるかもしれませんね。でも実はここに上達のポイントがあるのです。

例えば新出単語やフレーズを問題集で学んだ時、1回さらっと見るだけでは覚えられません。何回も繰り返し解くことにより、「あ、また間違えてるよ!」「このtopicにはこの単語は頻出だ」と人はエピソード記憶をします。すると実際の試験の時に、同じ表現や似たような文構造を思い出してじっくり考えなくても正解できるということが私にはよくありました。よって、限られた時間でスコアアップを狙うのなら、たくさんのテキストや参考書に手をつけるよりも、1冊に絞って繰り返し学習する方法はおすすめです。

2. 文法基礎固め!!

文法を学ぶことを億劫に感じてしまう気持ち、よくわかります。中学高校時代に学習した内容でさえ複雑に感じて、参考書を閉じていた人は仲間ですよ!ただ英語で文法を学習するより、日本語に頼る方が理解できる速度は圧倒的に早かったです。

当時留学前の私は論理的思考(クリティカルシンキング)もまともに出来ませんでしたし、英文法のルールもほぼ感覚的に覚えていました。でもこうなると、Writingの時に本当に困ってしまうのです。何となくでは文章は書けませんし、書ける内容にも制限が出てきます。大学に入学してからはまるで終わりの見えない課題の量が出されますし、ReadingとWritingの力なしでは乗り越えられません。当時私はTOEFLでは合格基準とされるスコアを持っていましたが、実際、自分が書いた課題の文法直しにとても苦労しました。

私は留学前の高校生だった頃、日本の大学受験対策として活用していた英語の構文集や、PEARSON社から出版されている”Next Stage”などは頻繁に使っていましたが、実はこれでも全然足りなかったと現地で感じました。文法をある程度固めることができたら、TOEFLの文法問題のセクションをやりこんだり、論理的な英作文をしたり、文法が身についているかを確認しておくと良いでしょう。

3. 語彙力向上!!!

英語学習者の中で、語彙力向上が課題の方はとても多くいらっしゃいます!

私も現地に行ってから生活でよく使われるような単語の意味が理解できず、手に汗握る瞬間しかなくとても苦労しました。
そこで語彙力に関して、こんな準備をすればよかった!と思うのは”日本の大学受験でよく使われるような単語帳”を完璧にしておくこと、でした。
実は”ターゲット”や”システム英単語”などの多くの大学受験生が使っている単語帳が意外と役に立つのです。
実際に渡米して帰国した経験がある私から見ると、これは生活でも授業でも使うよね!という単語がたくさんありました。

ただ、単語学習が苦手でTOEFLの対策にそこまで時間がないという方はTOEFL用の単語帳を使っても良いですし、そもそも単語帳が苦手という方にはニュースサイトや単語アプリからボキャブラリーを増やすことがおすすめです。

番外編: 受験の頻度はどの程度が適切!?

上記の3つのポイントの他にも、TOEFLのスコアを効率的に上げるために考えなければならないのは「受験頻度」です。

基本的にTOEFLを再度受験する場合、ある程度期間を空ける必要があります。金銭的にも能力的にも、なかなかハイペースで受験することは難しいでしょう。私は3ヶ月に1度受験することに決めて、苦手としていたWritingとSpeakingに平日1日約2時間を費やしました。(当時は英語力を上げる自主学習以外の勉強とアルバイトも並行して行っていたため、この時間数が限界でした…!)TOEFLの問題集を解いて、お世話になっていた先生にWritingの添削をしていただいたこともよくありましたし、Speakingに関してはTOEFLに限らず力を伸ばしていきたい分野だったため、渡米前に短期集中で本腰を入れて勉強しました。主に日常会話でよく使われるフレーズや、学生だからこそ使われるような単語などを新たに学びました。プラスで、アマチュアの英語スピーチ大会に参加するなどして、Speakingと同時に相手に伝達する力も同時に鍛えました。

点数にこだわる意外な落とし穴

英語の試験を複数回続けると、「何とか点数ギリギリでパスできればいいや!」と思いがちです。留学前の当時、私もそのうちの1人でした。

ただ、何のためにTOEFLや他の英語の試験の十分なスコアを取らなければならないのか?それはただ高得点をマークすることが目的なのではありません。
結局本質的には、現地の授業についていけるか?問題なく暮らしていけるだけの語学力があるのか?というところを大学から試されているわけです。
大体iBT60点くらいが一般的な米国大学卒業に必要な英語力のボーダーラインとされています。アイビーリーグ*などのトップクラスの大学では、100点が最低ラインになるような機関も少なくありません。
入学前に英語力があると認められた生徒でも、入学後に留学生向けに英語力を試されるような大学独自の試験を課している大学もあり、合格ラインに達しない場合はいくら学部の授業で良い成績だったとしても卒業できません。
幸運なことに私はその試験を1回で合格することができましたが、3回受けても合格できない留学生仲間を見たことがあります。そういった別の英語の試験で追加の学習をしなくても合格できるくらいの英語力は持っておきたいところです。
よってTOEFLの試験対策をしっかり行っておくことに損はありません

*ハーバード大学やコロンビア大学などの7つの私立大学グループの名称

 

まとめ
日本にいるうちに英語力は高めていける、もっと言えば英語力は留学のために唯一準備できることです。あとは現地に行って、色々な出来事に翻弄され続けていくのみなのです。

留学前の準備の一環としてTOEFL受験がありますが、今自分がどのレベルにいて、どの分野が弱いのかを理解した上で計画的に受験していけば1年で効率的にスコアを伸ばすことができます!
Live Englishでもスピーキング対策にレッスンに来られている生徒様がたくさんいらっしゃいます。学習方法などお困りのことがあれば池上までご相談くださいね。ぜひ一緒に英語力をアップして、将来の可能性を広げていきましょう!
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