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現代の英語を学ぶ「私の上司です “He is my superior”」は古い!北米企業での今の常識とは?

Live Englishオンライン英会話のみなさん、こんにちは!ご無沙汰してます。カナダから講師のHarumiです。

今日はまた日本と北米でのちょっとしたビジネス文化の違いについてお話しをしたいと思います。現代の欧米の企業における上下関係とその表現の仕方についてです。北米とビジネスをすることがある方、その可能性のあるにはぜひ呼んでもらいたい内容です。

日本企業にお勤めの方は、上司の方を呼ぶ時になんと呼んでいますか?「部長!」や「社長!」とタイトルで呼ぶことが多いでしょうか。または「苗字」+「さん」と敬称をつけることがほとんどではないでしょうか?

では北米では上司や部下を呼ぶ時、または第三者に紹介をするとき、どのように表現するかご存知ですか?
単語で言うと「上長」は「superior」です。でも結論から言うと、現在の北米の一般的なフラットな組織では、上司、部下を “superior” “subordinate”とは呼びません
グローバルビジネスにおいて、異文化理解は非常に大切です。
知っておいて損はない4つのポイントをご紹介しましょう。

1)フラットな組織では上司、部下を “superior” “subordinate”と言わない!
現在多くの北米企業は、フラットな組織を目指していると言えます。つまり、上下関係を強調せずにすべての従業員の意見が尊重され、多くのlayerを持たない事が組織の理想としているのです。
日本で敬称の「さん」が使われるように、北米でも一世代前までは上司をMr.〇〇、Mrs. 〇〇と呼んだこともあったかと思いますが、現代ではまずないと言っていいでしょう。

過去のブログ「Mr.○○は失礼かも!?北米ビジネスの名前呼びのマナー」でも紹介しましたが、北米ではほとんどの人は上司をファーストネームで呼び、上司もあなたをファーストネームで呼びます。また、社長をファーストネームで呼ぶことも少なくありません。

Hierarchy(階層)を嫌うフラットな北米企業では、上司を「superior」と呼んだり部下を「subordinate」と呼んだりしません。これは20〜30年前まではあったかも知れませんが、superは「上」とsubは「下」を意味する上下関係を強調する言葉なので、現代の職場では不適切なのです

代わりに、縦の関係をreporting lineと呼びます。She is my superiorではなく、I report to herと表現するのが自然です。上司の方もThis is my subordinate ではなく、”they report to me”、”they are on my team “と言うのが良いでしょう。これらの表現には、多少曖昧さが残りますが、普通の会話では特に上下関係をはっきりさせる必要もないという考えから、北米ではこのように使われています。

2)seniorは「上」。管理職のイメージがあるが、年齢とは無関係
同じreporting lineであってもなくても「上」の人を表現する時、英語では「senior」と言い、「下」の人を「junior」と言います。

例) She is quite senior in the company.
例) He is junior to me.

職場においての”senior”はポジションを言うもので、年齢とはまったく関係ないのでご注意下さい。若い人でも自分よりポジションが上の人はsenior。確かにポジションがseniorになると経験の積んだベテランというイメージはあります。でも実力社会では若い人がseniorという例もとても多いものです。

例) He’s very young to be so senior.

3)企業はフラットを好むが、実際上下関係はとても重要で常にreporting line は明確!
もう一つ大切なポイントです。北米の企業も、当然明確な organization chart (俗にorg chart、組織図) はあります。つまり、トップに社長(CEO)があって、その直属の部下(direct report)が2列目に示され、その2列目のdirect reportが3列目に示されています。

フラットな組織では、こう言ったlayer(層)はあるけれど、極力この階層を減らそうとしています。リストラのある時、一つのlayerを全員解雇、階層自体を無くしてしまうという事もある話なのです。”they wiped out the entire executive director layer of management in that group”

4)Title 肩書きは余り意味がない
そして最後に、肩書きについてですが、肩書きにはあまり意味がないことも多いのです。
会社によってポジションの表記が異なるし、Job-title inflation と呼ばれる、役職の数がやたらと増大するという現象もあり、肩書きがやけに立派であること少なくありません。

a) 会社によって肩書きの使い方が異なる場合。名刺だけもらってもその人がどれ位の責任を持っているのかタイトルから分からない。
まず、バイトでも派遣でも新入社員でも誰にもtitleはあります。また、みなさんもご存知かもしれませんが、Vice President は「副社長」ではありません (会社には副社長というtitleがないケースが多いのです)。

例えば私が以前所属していた銀行では、次のような過程で昇格して行きます。
Associate→Vice President→Director→Managing Director→Executive Managing Director
Vice Presidentは、MBA卒が入社して5年目くらいでなれて、部下がいないケースも多いのです。

ですが、隣の銀行ではVice Presidentがなく、
Analyst →Associate→ Director→ Executive Director→Managing Director
と昇格して行きます。同じ国にある同じ銀行なのに、階層もタイトルも全然ちがいますね。

b)また、先に述べた「Job title inflation」と言う物があります。

例えば、昔はVice Presidentは本当に副社長だった時代もありました。今は肩書きばかり偉くなっていて、実は人材は思っていたよりjuniorの事もよくあること。
特に営業職だと、社内と社外での肩書きが違う場合があります。社内ではAssociateとMBA取り立てのentry levelポジションであっても、取り引き先には聞こえが悪いので Senior Sales Representative とするようなケースも少なくありません。
なので、肩書きに惑わされないでください。 一件seniorに見えても必ずしも決定権のある人(decision maker)ではないのです

さて、今日は北米における現代の上下関係への考え方についてお話ししました。
何か新しい発見が一つでもあれば嬉しく思います。違いや発見などぜひ次の先生とお話ししてみてくださいね。
ではまた次回のテーマで!

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