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「safe」「safety」の違いについて

概要

このページでは「safe」「safety」の違いや使い分けについて解説しています。
“safe”=形容詞で「安全な」という意味で使われます。
“safety”=名詞で「安全」や「安全性」という意味で使われます。

解説

Live Englishの受講生の皆さんこんにちは!Alexです!
今日はレッスンでもよくある日本人学習者の間違いについて、ショートレッスンをしたいと思います。
さて、下の2つの文章のどちらが正しいか即座にわかりますか?

Japan is a safe country.
Japan is a safety country.

そう、今日はSafe or Safety? どちらを使うか?というレッスンです。
safe と safety、使う時にどちらを使うのか咄嗟に混乱してしまうこと、ありませんか?もし常にsafetyを使っている人は、もしかすると間違った選択をしているかもしれません!

まず最初に、大前提として “safe” は殆どの場合において(1例をのぞいて)すべて形容詞です。”dangerous” 危険の反対語ですね。safeの使い方を例文でみてみましょう。

Japan is a safe country.
I don’t feel safe walking alone at night in a strange city.
I decided it wasn’t safe to climb the mountain after checking the weather forecast.

safeという単語は、形容詞以外に使われる唯一のケースは、金庫など貴重品をしまっておく、あの金属の箱のことを指す場合です。例えば、”I asked the hotel to keep my watch in the hotel safe. (私は時計をホテルの貴重品保管庫にいれてもらえるように、ホテルに依頼した)” という場合です。

反対に、safety は名詞でのみ使われます。”danger” の反対語ですね。safetyの正しい使われ方を例文でみてみましょう。

Safety is the highest priority for airlines.
When you ride a bicycle, you should wear a helmet for your own safety.
The boy was lost in the forest for two days before he reached safety.

なぜ学習者を混乱させてしまうかというと、”safety” は時に名詞を修飾するから、それによって一見形容詞に見えるからなんです。例文をみてみましょう。

My new car has many safety features.
The company has an excellent safety record.
Supermarkets use mats in the produce aisle because items such as fallen grapes are a safety hazard.

ややこしいですが、1つめの例文をみてみてください。「私の車にはたくさんの安全機能がついています」という意味のこの文章。この場合の「安全」はその機能自体が安全なのではなく、「その機能によって私たちが安全になっている」ということ。もしあなたが “It has a safe feature,” と言ったとしたら、そのニュアンスは「その機能はあなたにダメージや危害を加えることがない」となってしまうのです。全然違う意味で伝わってしまいますね。

2つめの例文も同じです。「その会社は、素晴らしい無事故(安全)記録を持っている」という文章です。その「安全記録」自体が安全なのではないですね。その安全記録はあくまでもそれがどのくらい安全かを表しているだけなので、”The company has an excellent safe record.” とはなりません。

3つ目はもうわかりますね!「スーパーマーケットは青果売り場にマットを使用します。なぜなら落下したブドウの粒などで怪我をするなど、安全上の危険があるからです」という意味ですが、”safety hazard” は「危険(ハザード)」自体が安全という意味ではないですよね。危険はむしろ私たちを安全から遠ざけるものですので、safe hazard にはなりません。

safety が一見形容詞にみえる時、常に他の名詞と一緒に使われることに気が付きましたか?例えば、safety check、safety code、safety device、safety inspection、safety patrol、safety regulation、safety standard、などなど。

覚えておいてほしいのは、”safety” はその何か(後につく名詞)自体が「安全だ」という意味ではないということ。あなたが、日本は安全な国だと思ったとしましょう。国自体が安全なわけですから、この場合は “Japan is a safe country.” になりますね。あなたが、あなたの運転は安全だと思ったとしましょう。あなた自身が安全な運転手ですので、”I’m a safe driver.” となります。

どうでしょうか?自身をもって使い分けできるようになりそうでしょうか?
ぜひいくつか例文を作ってみてくださいね!

Thank you for reading, and please stay safe!

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